コミュニケーション・接続(時空迷子)解説
コミュニケーションにおいての接続問題解説
by AKI 2022
編集 Mai Apr 2024
・混乱、パニックを起こした後や、しばらくやりとりまで時間が開く(2、3日など)と、人とのつながりが切れることがある。
具体的な反応としては、相手の話に反応したり喋ることができなくなる。
→相手との接続が切れるイメージから、「接続が切れる」「接続問題」といった呼びかたをしている。
・具体的には、空白時間に溜まった情報が整理しきれなかったり、ひとつ会話が飛んだりする混乱で、何から喋っていいのかがわからないことでフリーズしてしまっている。
(タイムトンネルで迷子に近い)
・パニック後に一時記憶喪失になるため、関わっていた人がまだ現在も話していいのかがわからなくなる
※再接続が必要な理由【重要】
支援が途切れ不安や混乱が続くと、そのままパニックを起こしたり、日常の全ての活動がストップしてしまう
<見通しが悪いときのフリーズ、鎖で繋がれる、身動きが取れない>
⇨食事などが取れない、時間軸のある外部との接続が断たれるため、海か雪山で遭難したような恐怖に襲われ倒れる(肉体的、脳の負荷がすごい)時空迷子
※緊急で生命に関わるため、わかっている支援者の方がいる場合は、しつこく電話をかけてもらうなど。
対策
A、声をかける
1日に何度か声をかけると接続できる
⇨返信なし 発信できないほど遭難、または何かで詰まっている
⇨なんらかのレスポンス レスキュー成功🙌再接続
※声がかかると、つながりがまだ継続していることが認識できて反応できることがある、情報が整理しきれないと間に通訳などが必要になる
B、接続が切れた前回に触れる
前回接触した時の話を冒頭に話すと、時系列が整理されてつながり、とっかかりができて話すことができる。
ここを飛ばされると迷子になり完全にコミュニケーションが途絶えてしまう
つまづいた地点からつながらず、必要な本題が全く入ってこなくなってしまう
例)その後具合どう?⇨本題
○○読んだよ⇨ご飯食べれた!?!?
前は〇〇でごめんね、⇨本題
この場合のごめんねは自分が悪かった、の意味ではなく、記憶情報を接続するための『大変だったね』の意(英語のI'm sorry)
など。
ABいずれか、もしくは両方で再接続が可能。
(日本で、タイムトンネル迷子になりやすいわかりやすい例)↓
※日本特有のコミュニケーション文化ネガティブな出来事を、無かったことにする思いやりが関係
→記憶が途切れるマイにとっては、何がいつ起こったか大混乱になり、記憶に負担がかかり、むしろ混乱になる
C、強行突破
本人不安&迷子なままだが、約束していた打ち合わせなどが強制的に始まると、かなり負荷はかかるが再接続が可能
そのときに、空白期のこまりごとなど確認したり前回のすれ違いを確認すると完全に接続する。
理解した上で、最終手段としてやるのはOK
何も知らない人が強行して一方的に事を進めるときは、大パニックを起こす可能性有
パニックにならないための予防
記憶のスパンが大体半日で途切れるため、時間軸のバトンを渡すのは朝と夕など1日2回接続をする。(時々声をかけたり、引き継ぐ)
数日空いたり週一、月一などの関わりの場合は、必ず次回の目印を渡す。
「次はxx日だよ」「明日約束の日だよ」「明日からは連絡おやすみだよ」など、必ず途切れるあいだの情報を入れることや、「前回のxxはごめんね」「前回はこの話をしたよ、今日は、、だよ」など
時間をつなぐことを必ず入れる。
まいの特性を知らない相手が、昨日のことを覚えている前提で本題に入ると、パニック後に記憶が飛んでいたりする場合、いつ何時の話をしているのかが全く分からないことが多く、さらに接続が途切れることがある
(今なのか、この前なのか、ずっと前なのか明日の話なのかが認識できない)
→この件の参照音声 明日を信じられること13分
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