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Showing posts from June, 2022

行動には理由があるから 20220629(パニックには理由があるから)

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サポートひろがりの山田氏メルマガ抜粋 コンサルをしていると、 ほとんどの場合、 「利用者の人の行動」 マイ:パニックになって暴れたり傷つけたり暴言を吐くこと  ↓ 「職員が困っている」 ”タオ君がかわいそう”周囲の家族がかわいそう  ↓ 「この行動をなくせる方法ありますか?」 という思考の形になっていることがありますが、 ここをまず、テコ入れします。 まず、その行動は、 表現である ということです。 ※ことばでこまりごとを説明できないので、なんらかのSOSを出してる なので、「なくす」というのは、 表現をなくしてしまうことになってしまうことなので、 簡単にそこだけなくすものでもないわけです。 ※SOSを出してるのを、無くそうという動きをされると更にパニックが加速する (問題行動からタオ君を引き離そうとして、暴れるマイを放置するなど) そして、 大体困っていることがあるので、 その表現をしてSOSを出しているということ。 原因を探って、その原因の仮説を立て、 ※パニックの原因は何だったのか その仮説に対して支援をすることで、 ※パニックの行動ではなく、その原因自体を解決する方法を考える その行動がなくなれば、 ※パニックがなくなって普通に生活できるようになる 困っていたことがなくなるということ。 ※マイが何か改善したのではなく、適切な支援が入ったということ そんな感じ。 なので、 大体の施設さんには、 このブログを紹介しています。 【保存版】原因・支援方法を考えるための30個ワーク http://teamaoi2003.com/post/3858 行動するときには必ず理由があります。 ※パニックには必ず理由があります ※パニックを否定されると大混乱になるが、パニックの原因を探ることが本当の助けになる 彼らが不快なことが起きて、その行動なのであれば、 不快を取り除く。 ※メモリのパンクや、情報過多の混乱、ディスレクシアの支援がない、他ルーティンの崩れなど ⇨どれも全てシンプルに解決できることがほとんど (例)・メモリのパンク⇨一旦頭の中に詰まっていることを横でシェア、聞くだけで解消することが多い ・情報過多⇨優先順位をつけたり情報整理をする、今できることを絞るなど ・ルーティンの崩れ⇨混乱パニックが起こったときに通常の活動が停止したら、通常の活動を確認してルーティンに戻

Thank you NOTE 記録(2022年6月)

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6-28 たとえそれが過去で、もう戻ってこないのだとしても 最後まで偏見なしに助けようとしてくれたみんながいてくれたことは、本当の救いだったんだとわかる。アキちゃんがわたしのために何度も泣いてくれたことや、りゅうじやチカちゃんの苦しみや、ゆきちゃんの怒り。どれも全て、わたしがこの人生で受けた最も尊い優しい真実へ向かう道だと思った。もう二度と戻ってこなかったとしても、わたしはその過去を信じて生きていける。今やこれから、人から誤解を受けたとしても、わかってくれている人がこの世界にはいたんだ。 6-19   ふるさんとちかちゃんの話をして、この半年に色々してもらったことや本当の助けを真剣に一緒に考えて実行くれたことを思い出して、涙が出た。これからの見通しはまだ全然つかないけれど、改めてちかちゃんありがとう、と思えたことや、そんな人がいてくれて本当によかったと思った。 6-17 つらい出来事のあとに、がんばって日高さんのところに行き、そのことをなおちゃんが、「がんばったね」と言ってくれたことが、本当に嬉しかった。辛かったことや、人道に反した出来事のことをたった1人でいいから知っていてくれることが、救いだと思った。これから1人でまたやらなければいけない。「辛かったね」「がんばったね」は、魔法の言葉だと思う。 6−8 朝から不安だったけど 旅行の手配をいろいろみんなにやってもらったおかげで、こんなに安心して見通しのついてるたおくんとの旅行を初めて体験する。 スケジュールやタスクや割り振りについて日高さんに相談した。困ってる状況を把握してもらえて安心した。同じように把握してもらえる人を探す。 6-7  数日遭難して発作が止まらず悪夢の夜を過ごしたあと、はるかさんと接続して今日ようやく少し落ち着く。全身熱が出たみたいにしんどいけど術後の疲れ。今日は薬飲んで早めに寝る予定 6-5  具合が悪いまま過ごす時間が終わらない。助けてもらう方法がわからなくて苦しい。ヨガも食事も全くできてないどんどん具合悪くなってしまう 6-4 ちかちゃんがいなくなった後、不安で夜眠れてないみたい。怖い。りゅうじがいなくなった時と同じ 6月3日  どうも、「声に出して話して説明する」のがかなり負荷がかかることがわかってきた。優先順位がわからずボリュームがすごいらしい。「どうしても今日シェアしないといけないこと

【支援者の支援】自閉症パニックをゼロにする12の方法【動画リンク】

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自閉症の方のパニックをゼロにする12の方法 支援者の支援NPOさぽーとひろがりの山田ゆみこ先生の動画を購入しています。 著作権の関係でリンクを載せられませんが、自分の個人的な支援者の方に共有できるよう購入したものを こちら からアクセスできるようにしてあります。 【メルマガから抜粋】 このセミナーは、代表の山田が 今までさまざまな自閉症の方と 接しながらつかんだパニックに させないためのノウハウを お教えするセミナーとなっております。 参加者のみなさんからは、 このような感想もいただいております。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ・自閉症についてわかっているようで、わからないことが多く、今回のセミナーに参加して納得することがたくさんありました。 ・とことん本人の目線で話され、言い訳したり本人のせいにする支援者をぶった切るところがよかった。 ・パニックをなくすなんて無理と思っていたが、 支援者の対応によってパニックをなくすことができること を知り、少しずつその方法を組み込みながら支援をし、いい支援者を目指したいと思いました。 ・日々困っている生活の中で、 考えもしなかった視点や考え方 がとても参考になった。 ・自閉症の方の困っているポイントを改めて見つめなおすことができ、自閉症の方のこだわりを否定するのではなく、いい部分を伸ばす・活かしていけるような支援を行っていきたいと思いました。 ・パニックに なったらではなく、パニックになる前に と考えるようになりました。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ この「自閉症の方のパニックを ゼロにする12の方法」は、 自閉症の方を管理したり、 しめつけるためのものではありません。 自閉症の方の「障害」を 少しでもなくすことで、 自閉症の方が困らない状況を増やし、 わかりやすく安心して生活を していただくためのものです。 パニックは 「困っているよ」 のサインです。 「困っているよ」の表現が パニックとなってしまっただけです。 だから、困っていなければ パニックにはならないのです。 困っている状態を少しでも減らす! そして、 自閉症の方をパニックに させてしまう支援者から、 脱出いたしましょう! ぜひ厳選した12の方法をぜひ獲得してください! 動画からすこし抜粋 自閉症の方のパニックをゼロにする12の方法 (参照)自

支援によって行動障害がなくなった事例集

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選べない、決められない、判断できないを助ける

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山田ゆみこさんブログから解説参考リンクリスト  リンク  多くのものからひとつを選ぶ (抜粋)選べないのではないのです。選び方がわからないのです。 ですから、選択に困っているようであれば、少し介入して、道筋をつけます。 好きなものを知っている場合など「こっちにすれば?」などと 誘導してしまうこともあるかもしれませんが、「好きなもの」と「選びたいもの」は違います。 ※マイー優先順位をつけたりすることができない、少ない中なら判断できたり選べるが、情報量が多すぎるとどれがいいのかまったくわからなくなってしまう。 そういう時に、迷っているときに一方的に決められると、強い不安と負荷がかかりパニックになる。 絞ることを助けてくれたり、好きそうなものをピックアップしてもらったりすると、相手が勝手に決めるのではなく、「マイにとって最善はどれだろう?」という目線で決めようとしてくれているのが感じ取れて、とても安心する。 そういう相手が判断してくれたり決めてくれることは、次第に信頼につながり、「この人が選んだものなら安心」という気持ちですっと委ねることができたりする。 その他という選択  リンク (抜粋)たとえば、【今の気分はどうか?】 1番 つらい 2番 かなしい 3番 その他 このように、選択肢があると選べる人で、数少ない中から選べるのであれば、 その他を入れて、広がりを持たせる曖昧ワードとしておくのです。 その他を選んだ時は、またその中から2つとその他を選択肢として出してみます。 ※マイが上手に説明できなかったり話せなくなるときに、何が起こっているかを引き出そうとしてもらえると、とても安心する。断定的に、つらい?悲しい?と聞かれると、それ以外の場合に答えられずパニックになるが、 つらい?悲しい?それ以外?(その他)と訊かれると、「それ以外、という回答に自分の状態が入っているのがわかり、うなづくことができ、そこでコミュニケーションが断絶されなくて済み、助けに繋がる。 一切コミュニケーションが取れなくなってしまう場合の相手は、たいてい断定的か、または諦めて「何も言わないとわかんないよ」で済まされる場合。 パニックになっているとき無言なのは、SOSを出したくても、何かを言いたくてもできないから死ぬほど苦しい。 そんなときに、(なにかを伝えたいはず)と質問を続けてくれる人は、100パーセ

僕の妻は発達障害 ドラマ化

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https://www.tokai-tv.com/bokutsuma/ 東海テレビで最近ドラマ化されたもの。 主人公は自閉症ではなくADHDの設定だけど、MAIは 自閉症、ADHD、LD(ディスレクシア)と全てあるので、 人間関係やパートナーシップなど同じようなところが たくさんあってたくさん泣いた。 発達障害の情報が一人歩きしてることや、 変人で面白くて可愛い、クリエイティブみたいな良い部分にフォーカスされてしまって、 本当に苦しい部分や助けが必要な部分の認知が、 「え?なんか助けがいるの?」みたいな風潮がまだある。 よりみんなが知っていって、進んでいくといいと思う。 まだまだ大人の発達障害は、リアルよりも、 こんな感じで漫画の中のお話で、「そう言う人増えたよね〜」 「会社の人で最近診断ついた人がいたよ〜」 だけの段階。 そのために、関わる人たちは何に気をつけたらいいのか。 どう社会は体制を作っていけばいいのか、どういう仕組みで支援を入れたらいいのか。 ストーリーの中のように、一緒に住むパートナーや家族がいない人たちにとってのサポートが、日本でもきちんと認知されていく時代が早く、きて欲しい。 旦那さんが支援する側で強いストレスを受けて、カサンドラ症候群になってしまうことも、サポートする側のひとたちにとっても大事なことが書か れてるお話だとおもう。 わたしも、大事なパートナーや家族が、必死でケアしようとしてくれた後で、 同じように負担がすごくてうまく行かなかったことや、 大好きな人をぼろぼろにしてしまったことで、 さらに自分なんかこの世界に存在しないほうがいいと そう思うことがたくさんあって それは最も辛いことのうちのひとつだった。 本当は、そうじゃなくて正しい情報や知識や少しの経験で、 みんなが楽に支え合えるかたちになると まだ、ずっと、信じてる。 教えてくれたともだち。 ありがとう。

重要【支援者の支援】山田由美子さんまとめ

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福祉やあおいさんという方の、支援のあり方まとめ 支援者の、支援のページ http://support-hirogari.org/ BLOG http://team2003.blog12.fc2.com/ SOSを言われたときにするべきこと (抜粋)曖昧な対応をしてしまうと、 そのあとに問題が起きやすくなるのです。 相談者が、どこも頼らなくなる場合が起きやすくなります。 つまり、思った時に、 自分だけで何とかするしかないと解釈することです。 他者への不信感や、 自信のなさにつながるようなことがあれば、 相談を受けた側は、支援をしたことにはなりませんし、 人権侵害にさえつながります。 相談を受ける側は、 即効性を持って支援するべきで、 ご本人が、大変な思いをしつつ、 ようやく今、 SOSを出してきたと感じ取るべきなのです。(中略) そしてSOSが出てきたら、 その日のうちに、 ちょっとでも心が軽くなるような、 安心感が持てるような、 「応え」をしてほしいと思います。 相談してきた時点で、 もう、ぎりぎりの人も多くいらっしゃいます。 よく相談をしてくれたという気持ちで 迎え入れ、 その場でできることをする ことです。 SOSは、今だからSOSであって、 今支援を開始することで、 複雑にならず、解決しやすくもなります。 SOSが来たら、 その時点から 、 絶対に支援をスタートさせましょう! 行動の理由を知ることに支援の手がかりがある (抜粋)あなたの感情でジャッジせず、 まずは目の前に起きている行動の意味を知ろうとしてみてください。 何か理由があったから、この行動なのね?という受け入れをすると、 その知的障害がある人も、ほっとすることでしょう。 私たち支援者は、 知的障害がある人へ 何のために支援を開始しようと考え、 これからも、 関わっていこうとしているのでしょうか? トイレに関わる人権侵害   (抜粋)支援する側が、問題行動と決めつけ、 無理やりドアの中に入ることも含め、 人権侵害にもなります。行動の理由を必ず考えること。 支援のアイデア出すために省く4つのワード (抜粋)「むずかしいよね、できないよね」という 言葉にすることで、 無意識のうちに、 自分を守りに入らせているかもしれませんが、 自分は守られたとしても、 支援するべき人のSOS状態は、 結局続いていますよね

旅行マニュアル注意事項まとめ 6/16/22最新

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1、1〜2週間前 交通機関の確認 車:高速出口の名前や、地図、駐車場の確認など (運転とナビがマルチタスクになりうまく使えないため、事前に暗記できるところはする) 看板の漢字が読めない(同じ地名に 東西、中央などがくっついているときは前後の出口の名前も必ず確認⇨間違えて降りてしまうため 例:名港東 名港中央 など) 新幹線や飛行機などの行き方など 予約の確認 ホテルや施設など予約が必要な部分の確認⇨日程や曜日があっているかなど ホテルへのリクエストなど(別参照) お金が用意できてるか   必要なお金(現金)を事前におろしたりするのを確認 連絡系 (重要) 外出時の予定キャンセル連絡や、お願いすることなど(ゴミや水やりその他) 2、出発時   時間帯や曜日によって、渋滞や食事に困らないよう計算して確認    当日天気なども確認 荷物の準備(前日の夜) 前日の夜、用意できるものと、朝の出発直前に入れるもの(携帯や鍵、飲み物など)があるため混乱 混乱時、財布やチケットなど重要なものを忘れる  出かける当日の部屋の片付け戸締まりなどチェック 花に水をやる、洗濯、洗い物や戸締り、ゴミなどが、通常時と異なるため教える 荷物を運ぶ際雨が降っていたり、マルチタスクになる場合とくに指示が必要 <出発後は連絡なしでOK> 3、帰宅時 帰る時間帯や曜日によって、渋滞や食事に困らないよう計算して確認 家に戻ったときに何から始めればいいかルーティンを思い出しづらい (順序や優先順位) 荷物を運ぶ・荷解き タオ君と協力または近所の人に助けを事前にお願いしておく(なおちゃん) 荷物を運ぶ時間に雨が降っていたりすると、手助けが特に必要になる 片付けやご飯をどうするかなど 疲れていたりすると、ご飯のことを考えられなくなることがある (帰る前に、一度連絡が取れたら予定を把握 混乱してない場合は問題なし) 花の水やりやいつもの片付けなど 荷解きよりも先にやることを確認(お花が枯れてないか、冷蔵庫に入れるものなど) 帰りの疲れ度によってできる範囲が変わるけど、 事前に確認をしてもらった場合ほとんどの混乱は避けられる 4、翌日以降 イレギュラーの日が数日続いたあと、 列車乗り換えに必ずサポートがいる 記憶喪失になり、日常に戻れない