重要【支援者の支援】山田由美子さんまとめ



福祉やあおいさんという方の、支援のあり方まとめ

支援者の、支援のページ

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SOSを言われたときにするべきこと

(抜粋)曖昧な対応をしてしまうと、そのあとに問題が起きやすくなるのです。

相談者が、どこも頼らなくなる場合が起きやすくなります。つまり、思った時に、自分だけで何とかするしかないと解釈することです。

他者への不信感や、自信のなさにつながるようなことがあれば、相談を受けた側は、支援をしたことにはなりませんし、人権侵害にさえつながります。

相談を受ける側は、即効性を持って支援するべきで、ご本人が、大変な思いをしつつ、ようやく今、SOSを出してきたと感じ取るべきなのです。(中略)

そしてSOSが出てきたら、その日のうちに、ちょっとでも心が軽くなるような、安心感が持てるような、「応え」をしてほしいと思います。

相談してきた時点で、もう、ぎりぎりの人も多くいらっしゃいます。

よく相談をしてくれたという気持ちで迎え入れ、その場でできることをすることです。

SOSは、今だからSOSであって、今支援を開始することで、複雑にならず、解決しやすくもなります。

SOSが来たら、その時点から絶対に支援をスタートさせましょう!



行動の理由を知ることに支援の手がかりがある

(抜粋)あなたの感情でジャッジせず、まずは目の前に起きている行動の意味を知ろうとしてみてください。

何か理由があったから、この行動なのね?という受け入れをすると、その知的障害がある人も、ほっとすることでしょう。

私たち支援者は、知的障害がある人へ何のために支援を開始しようと考え、これからも、関わっていこうとしているのでしょうか?

トイレに関わる人権侵害 (抜粋)支援する側が、問題行動と決めつけ、無理やりドアの中に入ることも含め、人権侵害にもなります。行動の理由を必ず考えること。




支援のアイデア出すために省く4つのワード

(抜粋)「むずかしいよね、できないよね」という言葉にすることで、無意識のうちに、

自分を守りに入らせているかもしれませんが、自分は守られたとしても、

支援するべき人のSOS状態は、結局続いていますよね?

ですから、これらの言葉を省き、アイデアを出やすくしていく。


施設の殺傷事件を振り返り、支援者は何をしていくのか?

(抜粋)知的障害がある人の周りで、さまざまなことが起きていても、

知的障害があるご本人からの訴えがない分、解決しにくいこともあり、間違ったイメージが先行している可能性もあります。結局、「知的障害がある人のことを知らない」ということから様々ことが起きているのです。

「知らない」のですから、「知る」機会を自然な流れの中で提供していくことが大切。


障害者に対して嫌だと思っている部分は、その人にとって知的障害がある人との関係性の中で

何かが起きて困ったことがあった可能性もあります。

であれば、そのお困りのことを解決することで、障害がある人を今以上に正しく知っていくこともあると思います。







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