時間の感覚・見通しがつかないためのパニックを防ぐ方法

 

加減が難しい(リンク)

(支援者支援山田ゆみこ氏BLOG抜粋)できないことの中に、

加減の難しさがあります。がんばる度合い 相手との距離など

このことで、ご本人が困る場合もありますし、周りの人が困る場合もあり、具体的な量が、わかりやすくなれば、シンプルな指示や見通しを立てれば

もっと多くとか、もっと少なくが、できるわけです。


マイにとっては時間の感覚がないため、理解や見通しのためのシンプルなコミュニケーションがない場合などパニックやトラブルになる。


通常の見通しの立っている時間(数時間〜数日)が、無限に長く(一年や数年)感じたり、作業するときにどのくらいやっていいのかわからずに倒れるまでPCで作業し続けたりする。



【見通しをつける】

※負担や不安が激減する適切な支援(コマンドにもつながる)

・「15分やって(苦手なことなど)無理だったら辞めていいからね」など
時間を具体的に区切る

・「今週土曜までには確認とれるからちょっと待ってて」など恐怖が一生続かないことを伝える

(具体的な内容や告知は必要なく、いつくらいに分かるかなどの時間の目安だけがあると、そこまで毎日待機モードになるのを防げる)

待機モードが臨界点を超えると、強い不安→パニックへ

・「今日はxxで遅いから電話できないよ」連絡の有無を伝える

・「今週は見通しが立ってなくてわからないけど、xx頃までには連絡するから待っててね」など

※重要【いない、できない、わからない時のコマンド】を出す

『不在の見通し』が必要

泣いて怖がってもそこは無視して伝えてよい。

【わからないから待つように】【できないから別の人に連絡するように】

【いないから一人でがんばるように】

→コマンドさえもらえれば一切平穏




具体的な見通し(少し先の未来を、告知する)
←本当に未定の場合も、一旦安心させるために日時を言う。

※良い嘘は適切な支援
⇨告知した日時までに本当に決まらなかった場合などは、その時にアップデートするだけでよい
(例)木曜までに言うっていったけど、xxの事情で決まらなかったから、来週の火曜までにもう一回確認するね ごめんね。

など

(不安を増やす例)「いつ決まるかわからないから、決まったら言うね。」
いつ、どのくらの感覚なのか時間の感覚がないマイにとって最も見通しが悪くなり、不安が強くなる例。

待機モード→他の日常の活動が停止すること(待っていることだけでメモリが圧迫されて、他のことができない状態)



【時間の感覚の目安】

記憶と時間軸の関係でマイの場合、半日くらいしか接続が持たないので、朝晩に定期的に連絡をもらう、または数日開く場合など事前に見通しがつけば平気になる

逆に2週間に一度、月に一度話す相手。などとルーティンがある場合は、
間が開いても全く負担にならない。


ランダムな場合、ブツブツと関係が途切れる強い負担の感覚、激しく疲弊するだけの感覚になり、関係が続かない。

※慣れたり乗り越えたらできるようになるものではない。時間の感覚が幼児と同じであるために起こる発達障害。伝達や連携、引き継ぎなど見通しをつけながらの会話が必要。









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