認知機能の障害しくみ。コマンドが必要な理由
認知機能について 一般的な抽象概念をつかめない代わりに、細かな部分の認知が凄いなどの特性
自閉症に多い実行機能と中枢性統合と呼ばれる機能が弱いこと
(コマンドが必要な理由)
⚫︎実行機能 計画を立てて、順序に沿って動く機能、指揮者のいないオーケストラのような感じ
場を見て次の行動を適切に選択するのが難しい
(例)☔️の予報→【傘が必要である判断】→【司令‘傘を持て”】→傘を実際に持っていく
お腹が空く→【ご飯を食べる必要があるという判断】→【司令"何かを食べろ”】→実際に食べる
【 】この部分が、コンピュータにおけるコマンド
ご飯を食べようとしたり、傘を持って行こうとしても 判断、司令を出す部分が弱く、ポニョる
普通の大人は、コンマ何秒かで脳から指示が出ているため、
☑️雨の予報→傘を持っていく
☑️お腹が空く→実際に食べる
ことをしているように感じる。その間に脳からコマンドされていることに気づかない。
支援する際に、コマンド部分を見落として助けられないケース多し
<マイのケース>
とにかく自分のなかにタスクや困りごとが発生しても、次に何が必要かに結びつけることが1人では難しい。
ルーティンや少ない量の情報のポニョっていない時は、自家発電コマンドで通常の動きができるが、絶好調のときのみ可能。
⚫︎中枢性統合 情報を取捨選択して必要情報を整理する認知機能
視覚や聴覚から入ってくる刺激を整理して、必要なものだけを取り出して認知する機能
日本人はこれが優れているらしい。発達障害の日本での生きづらさも関係している
情報量が多い中で、必要なことをキャッチできるため、環境自体が言語情報が複雑でが量が多い
日本と海外のパッケージデザインの違い(参考)
https://gurekoblog.com/ausjapa_foodpackage/
(例)テレビをつけながらBGMがかかっても問題なく会話が聞き取れ食事ができる機能
(複合的な音の情報の中から、会話をキャッチできる)
<マイのケース>
外食の食事中などに声が聞こえない。TVのおととBGMが混じるとご飯が食べられない。
個室にする、向かい合わせで座れないので、隣に座ってもらうなどの工夫。(聴覚過敏)
2024年3月13日 by Fumi
細かな情報を総合して判断する、決定することが人よりも困難。 過去に失敗を重ねたことにより、さらに自分の判断に不安が増してより困難に。 他者が適切に選択し、行動を決定(許可)することによりスイッチを入れることができる。 そうして成功体験を積んでいくことで、自分の中にプログラムができあがり、自ら選択と決定が行えるようになる。 周りはそうなるまで、見守り、フォローをする。またより早くプログラムが作られるようになるような工夫を考えて試す。
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