【伝え方や訊き方は、支援者が工夫する】

 【伝え方や訊き方は、支援者が工夫する】


記憶、時間に障害がある人に説明している場合、相手の困りごとが大丈夫になったのか、まだ大丈夫じゃないのか?わかっていなくても「大丈夫」と言っているのか?


それは、彼らが行動するときに、明らかになります。


彼らがわかっていないことをわかった時に、あなたはモヤモヤしがちではないですか?でも、その原因は、あなたの側にあるのです。


本人に届くように質問しているのか?あなたは、ただ聞くだけではなく、「思い出せるように訊く」のが、あなたの役割です。


わかった風にしてしまう彼らに、きちんと大丈夫なのかを確かめつつ話し、

不透明な部分があったら、違う言葉や方法で、質問していきましょう。


今日もすてきな支援ができますように。

そして、今日もすてきな1日になりますように!




由美子氏の支援者支援のメルマガの一部をマイのケースに編集済(利用者→当事者など)



多くの支援者さんとのすれちがいで最も多いこと。それは「あとは大丈夫かな?」と訊かれて、大丈夫じゃないけど、何が隠れているのか自分で全然わからなくて余計に苦しい、というケースです。

そんな時に、適切な支援をくださる支援者さんは、わたしが自分で認識してアウトプットできる困りごと「以外」について質問を投げてくれます。


例えば、出かける時の段取りをした際に、「あとは大丈夫?」とは訊きません。

「出かけるまでの2時間は、何をしますか?」と訊いてくれるのです。


すると、大丈夫じゃない気がする、、、でもわからない、、、どうしようと思いながら「うーん、多分」と答えて、結局1日具合を悪くしてしまう。

そこから、適切な見通しの質問をもらえると、


「はい、えっと、着替えます。たしか、洗い物もまだです。タオ君のご飯をどうすればいいかわからないです。あとは荷物が何がいるか心配です。」

さらに困りごとの情報が引き出されていきます。


「あとは大丈夫?」と訊く支援とセットで起こりがちなのが、支援者さん側の一方的な情報をもらう場合です。

「財布と携帯を忘れないようにね」という、一般的な感じの声かけです。


見通しがいい場合は、助けにつながる場合ももちろんあるのですが、

自分の中の情報が見えずに見通しが悪い時は、外側の情報が余分になってしまい、上手につなげることができません。


適切な支援をくださる支援者さんは、「あとは大丈夫?」ではなく、

「あとは今やることで何が残ってる?」と訊いてくれるので、何が残っているのかを思い出す方向にマイの中にある方の情報が引き出されてゆき、次第に全ての見通しが立ってゆき、1日安心して過ごすことができるようになります。


基本的に、「大丈夫か大丈夫じゃないかが、自分ではわからない」のが特徴です。


見通しが立った時は、安心してさっと動き出せるのですぐにわかると思います。

「多分、大丈夫」と言いながら電話を切ったりした場合は、直後から立ち往生したり、自分で何かがわからずに、困ったまま1人でやろうとしています。


支援者さんのほうで、マイの1日の動きが手に取るようにすべてわかったら、情報の引き出しが成功している、まいの見通しにも成功していると思ってください。


「このあとは大丈夫かな?ちゃんと動けてるかな?」と心配になるとしたら、情報の引き出しが一部しか完了していない、憶測は必要なく、ただ不透明な残りを質問してゆけばいいということになります。



<困っている様子だが、何も言わない>


【誤解、憶測】マイから言われた情報の中に無かった→なにもない(?)

【正】マイから言われた情報の中に無かった→まだ訊けてない、隠れてる

※しげこさんがよく言っている、わからないことはただ訊けばいいのです、がコレ





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